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カンヒザクラ(寒緋桜)


枝先のぼんぼりです

カンヒザクラ
(撮影 2003年3月22日 東京都千代田区)

解 説



 曇り空の下では、分厚いコートを羽織っても寒さがこたえました。 そんな中で、目もさめるような緋色の桜は、炎の温もりのようにも感じられるのでした。



日比谷公園
日比谷公園
 日比谷公園内の早春の桜は、このカンヒザクラと花屋さんの近くにある淡紅色の桜の2本だけのようです。
 土曜日の曇り空の下では、ベンチを暖めている人はいません。猫が走り回る公園内は、静かに春を待っていました。

 ツバキカンザクラの頃から赤みを増していましたが、やっと咲きそろったようです。
 広い芝生は寒々としていますが、ここだけが賑やかな色彩を放っていました。
皇居東御苑
皇居東御苑

竹橋近く
竹橋付近
 形よく整えられた桜で、公園内の桜よりも大きな木です。
 こんなにきれいに咲いているのに、誰も見上げようとしないのは、この真冬のような寒さのせいでしょうか。
(撮影日 2003年3月22日)



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